投資と貯金(預金)の主な違いは、「お金を増やすことを目的とするか(資産形成)」か「お金を減らさない・安全に保管することを目的とするか(資産保全)」という点にあります。
- 目的・期待できること
- 貯金(預金):銀行や郵便局にお金を預けること。元本(元のお金)が保証されており、必要なときにいつでも引き出せます。金利が低いため大きく増えることはありません。
- 投資:株式や投資信託などを購入して事業や資産にお金を投じること。成果に応じて大きく増える可能性がある反面、元本保証はなく減少するリスクもあります。
- 安全性(リスク)
- 貯金(預金):非常に高い。銀行が破綻してもペイオフ制度等で原則1,000万円とその利息まで保護されます。
- 投資:価格変動があるため、元本を割り込む(損をする)リスクがあります。
- 流動性(引き出しやすさ)
- 貯金(預金):高い。普通預金であればいつでも即座に現金として引き出せます。
- 投資:商品によっては換金(売却)して現金化するまでに数日から数週間かかる場合があります。
- インフレ(物価上昇)への強さ
- 貯金(預金):弱い。物価が上がっても預金は増えないため、実質的なお金の価値が下がってしまいます。
- 投資:強い。物価上昇に合わせて企業の価値や株価も上がる傾向があるため、インフレ対策に適しています。
どちらを選ぶべき?
近いうち(数年以内)に使う予定のあるお金や万が一のための緊急資金は貯金に回し、10年以上の長期的な視点で増やしたい資金は投資を活用するのが一般的な考え方です。